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親が知る子どもの矯正

大人から見た「子どもの矯正」とはどのようなものなのでしょうか。いざ矯正となると、さまざまな疑問や悩みが生じてきます。歯を動かすというお子さんにとって大きな負担となる治療であること、また期間も長く高額な出費となることから、是非後悔のない医院選びをしていただきたいと思います。

お子さんの矯正で目指したいこと

お子さんの矯正で目指す大きな柱は、次の2つとなるでしょう。

  • トラブルを回避すること
  • 満足のいく結果を得ること

親が知る子どもの矯正このどちらも、矯正を始める時に決まるといってもいいものです。
一時的とはいえ痛みを伴い、何年も不便な装置を付けるのですから、治療前にどんな治療でどんな不便があるかといったデメリットまで、きちんとお子さんに伝えることは大切です。

やっと治療を始めてもすぐに結果が出るものではないので、お子さんが装置を嫌がったり、やめたいと言い出すかもしれません。また、治療後の適切なケア(保定)を行わないと、成長に伴って歯並びが戻ってしまうこともあります(これを後戻りといいます)。

そんな時、正しい知識を持つ大人が、矯正のもたらす「将来のメリット」をお子さんに伝えてあげられれば、お子さんも「もう少し頑張ろう」という気持ちになるのではないでしょうか。

矯正のメリット・デメリットをお子さんに伝えよう

子どもとはいえ、しっかりと矯正治療のメリット・デメリットを伝えることはとても大切です。

矯正のメリット

  • 歯並びや口元が整うことで、顔の見た目が良い方に変わる。コンプレックスが解消される。
  • 発音が改善されることが多い。(滑舌、特定の音)
  • 噛み合わせが良くなることで、体調に良い影響を及ぼすことがある。
  • 歯磨きしやすくなり、むし歯になりにくくなることが期待される。
  • 矯正していることが、しっかりとした家庭に育っているという世界的共通認識がある。

矯正のデメリット

  • 治療の段階で痛みが生じることがある。
  • 治療が長期に渡る。
  • 歯に装置(ブラケット)を付けるため、矯正を始めたばかりの頃は一部の運動や楽器演奏などで不便が生じることがある。
  • 治療中の見た目(ブラケット装着)
  • 治療中に適切なケア(歯磨きなど)を行わないと、むし歯になりやすい。

子どもの矯正の悩み・疑問

(1)いつ始めればいいの?

せっかく生えた永久歯を抜くより、抜かない矯正を選びたいというご相談を受けます。抜歯・非抜歯治療になるかどうかは、お子さんの症状と矯正開始時期によって変わってきます。まずは、子どもの矯正の開始時期についてご説明します。

子どもの矯正治療時期

子どもの矯正治療時期
抜歯非抜歯の年齢別の割合

子どもの矯正治療は、乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)に行う「1期治療」と、永久歯が生え揃った後に行う「2期治療」があります。

当院で矯正治療を受けるお子さんのうち、8・9歳頃からの顎の成長期に治療を行うことで、高校生くらいになって始めるより歯を抜かないで済む症例が多くなっています。

適切な時期に治療を開始することはとても大切です。当院の目安として、上下の前歯(永久歯)が4本ずつ生えた頃がスタートに良い時期と考えていますが、まずは気になった時点でご相談ください。

永久歯が生えてきたら再度矯正が必要になるの?

1期治療は必ず必要というわけではなく、早期に治療を開始することでメリットがある場合に行います。
1期治療では顎の成長を利用して治療を行い、最終的な治療は2期治療で行うケースがほとんどです。1期治療は、2期治療で抜歯や骨を削るなどといった大掛かりな治療をしないで済むように土台を整えていく、いわば前段階の治療です。(もちろん1期治療だけで終わる場合もあります。)

1期治療を行っても改善が見込めない症状の時は、永久歯が生え揃うまで経過観察を行いながら時期を待ち、2期治療から始めます。矯正装置の入らない経過観察の間は無料です。

歯科医師はお子さんの症状によって、1期治療が必要か2期から開始するかを判断しています。
お子さんと一緒に医院を訪れたら、まずは納得いくまでご相談いただき、保護者の方がお子さんの状況を正しく理解することが大切です。詳しくはこちらをご覧ください。

(2)子どもの抜歯・非抜歯について

「(1)いつ始めればいいの?」では、お子さんの治療開始時期によって抜歯と非抜歯の比率が変わってくるとお伝えしました。しかし、時期にかかわらず、抜歯治療が必要だと歯科医師から勧められることもあるでしょう。せっかく生えた永久歯を抜くなんて、親御さんとしては心配も大きいことと思います。

健康な歯を抜くなんて、影響は無いの?

もちろん、影響が無いわけではありません。抜歯後は歯の本数が減るわけですから、噛み合わせも変わり、一般的に以下の症状が起こることがあると言われています。

抜歯治療後に起きると言われる症状

  • 顎関節症になることがある
  • 一時的に頭痛、肩こりが起きることがある
  • 噛む力が落ちると言われている

影響が出る出ないは個人差があり、一概にはいえません。とはいえ、技術と経験のある矯正歯科医師なら、最終的には歯並び、噛み合わせの全てが良くなるように治療計画を立てています。たとえ抜歯後に「噛む力」が若干落ちたとしても、今まできちんと噛めていなかった「噛む能力」が大幅に改善されれば、全体的には大きく向上することになります。また、高い矯正技術を持つ歯科医師の治療ならば、顎関節症なども避けられるでしょう。

非抜歯矯正にもデメリットはあります

歯科医師もできれば健康な歯は抜きたくないと考えていますが、治療上、どうしても抜歯は避けられないケースもあります。それでも抜歯をせずに、無理に歯列を広げる治療を行うと、結果として口元が突出してしまったり、歯ぐきが下がって、笑うと歯ぐきが目立つ口元になってしまったりする場合もあり、当院には再治療を希望するセカンドオピニオンの患者さんも多く訪れています。

非抜歯治療を選択する場合は、治療後もまだまだお子さんは成長をするということを念頭に置いて、将来をしっかりと見据えて治療を行うことができる歯科医師を見極める必要があります。

お子さんと一緒に考える抜歯矯正と非抜歯矯正

親御さんがどんなにお子さんのことを考えて医院選びをしても、実際に治療をするのはお子さんです。
是非お子さんと一緒に、抜歯や非抜歯の治療方法を考えてみてください。

あなたの歯ならびを
なおすためには…

歯がかさなってはえているとき、きれいな歯ならびになおすにはどうしたらよいでしょうか?
公園のベンチをそうぞうしてみてください。

歯並びが悪い状態

3人がけのベンチに4人すわっています。
でも、せまくてみんなきちんとすわれません。

非抜歯矯正

4人すわるためにはベンチを
長くする(あごを広げる)方法と、

抜歯矯正

すわる人をへらす(歯をぬく)方法があります。

歯医者さんも、できれば
歯をぬかないでなおしたいと考えています。

でも、お顔のかたちや、あごや歯の大きさはみんなちがうので、
だれでもベンチを広げて(歯をぬかないで)なおせるわけではありません。

がんばって歯ならびをなおすなら、歯医者さんといっしょに
一番良いちりょう方法をえらぶひつようがあるのです。

しんぱいなことは、なんでも歯医者さんにそうだんしてくださいね!

~かねもと矯正歯科では~

かねもと矯正歯科は、矯正専門医院としてのさまざまな治療実績があり、院長は「JBO認定歯科矯正専門医」の資格を取得しています。お子さんから大人の方まで様々な症例の豊富な治療経験から、どのような症例に対しても歯の動きや治療後の状態をきちんと予測した上で、それぞれの方に最善の治療計画をご提示します。

どのような場合に歯を抜く治療が必要になるのか、当院での治療例と併せてご確認ください。

また、後から生えてくる親知らずは歯並びを変えてしまう大きな原因となります。親知らずの影響と対処はこちらでご確認いただけます。

(3)治療費について

諸外国と違って日本では矯正治療は自由診療なので、一部の治療を除いて保険適用外となり、全額が患者さんの負担(自費)となります。また、自由診療の料金は医院が自由に決められるので、同じ治療でも医院ごとに料金が異なります。さらにインターネットなどで情報を見ると、「○○万円~○○万円」と幅があったり、固定料金だったり…、これでは本当にわからなくなってきますね。

高額治療ゆえ、医院選びを失敗できないという不安は、皆感じられているのではないでしょうか。また、矯正を躊躇してしまうこともあるでしょう。

多くの医院では、ご相談いただいた患者さんには料金表やお見積りのご提示、分割でのお支払いをご用意しています。当院では1~2年の金利無しの分割払いのご用意がありますので、お気軽にお問い合わせください。治療費について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

(4)長期に渡る治療

矯正は時間のかかる治療です。短くて1年弱、長いと数年にまたがる治療となるため、患者さんであるお子さんも、保護者の方も大変ストレスになるものです。

お子さんに寄り添ってあげることの大切さ

指しゃぶり小さなお子さんの場合は、大人に言われるままに矯正装置を付けるので、痛みがある場合は嫌がってやめたいと言い出したり、簡単な装置だと勝手に外してしまうこともあります。

さらに、お子さんの日常の癖、例えば指しゃぶりや舌で歯を触る癖があると歯並びに影響が出ることから、やめさせるようトレーニングする必要も出てきます。

このような場合、歯科医師もサポートに努めますが、日常生活においてのご家庭のサポートが重要になります。日々の歯みがきのケアや装置の手入れ、通院の付き添いなど、大人が面倒をみなければならないことはたくさんあります。

それでも一番大変なのは、やはりお子さんです。お子さんの矯正では、保護者の方がお子さんにしっかり寄り添って支えてあげてください。

歯科医師となんでも話そう

矯正の専門医に相談もうひとつ大切なのは、歯科医師とコミュニケーションです。何かあった時、困ったなと感じた時、気軽に相談できる歯科医師であれば保護者の方の負担も少しは軽くなるかと思います。

初診相談は時間も手間もかかりますが、信頼できる歯科医師を探すことは大変重要です。ベストの医院探しは簡単ではないかもしれませんが、お子さんのために是非力を注いでください。

「矯正して良かった」と言える未来に向けて

親が知る子どもの矯正小さなお子さんの場合、歯磨きに気を配ってあげるなど、ご家庭でのケアが大切です。矯正歯科医は、成長期のお子さんのお口の中の状態や骨格の変化に対応する力が必要になります。子どもの矯正は、ご本人とご家庭と歯科医師が力を合わせて治療していくことが重要になるのです。

子どもの頃に矯正をした方に伺うと、当時はわからなかったけれど今になって親に感謝しているという声を多くいただきます。正しい噛み合わせや美しい口元が将来の宝になるということを、是非お子さんに伝えてあげてください。